スクラップ価格続落
スクラップ価格が先月末より7000円ほど下落。要因としては中国のコロナでの都市ロックダウンなどの景気減退感や、割高な日本屑に対するベトナム、韓国の嫌気が考えられる。相変わらずセンチメントで動くスクラップの相場であるが下げ止まる要因も見つからず、しばらくは底の抜けた輸出相場に引
スクラップ価格が先月末より7000円ほど下落。要因としては中国のコロナでの都市ロックダウンなどの景気減退感や、割高な日本屑に対するベトナム、韓国の嫌気が考えられる。相変わらずセンチメントで動くスクラップの相場であるが下げ止まる要因も見つからず、しばらくは底の抜けた輸出相場に引
3月期決算で日本製鉄事業利益が9381億。JFEHD4164億、神戸製鋼932億と軒並み高収益。需要回復傾向の中、鋼材販売価格の改善が寄与した。半面スクラップの国内価格は湾岸、電炉ともに弱含み。関鉄源は5か月ぶりの流札。原因としてはゼロコロナ政策の中国を含め、アジアの経済が低迷
またか?と予想を裏切る様に上昇してきたスクラップ価格も、ここに来て湾岸価格が弱含み状態。一部筋では5月9日の戦勝記念日で一応の戦果を以ってプーチンが矛を収めるとの予想もあり。しかし市中スクラップの発生も依然と停滞気味。興和商事㈱としてもGW明けの価格に注視したい。T.M
ロシアのウクライナ侵攻を機にスクラップ価格の上昇が止まらない。この一か月で東鉄の価格はトン当たり7000円跳ねあがった。鈍化傾向にあるとは言え国際価格でみると日本屑は割安感があるとのことで、更なる上げもあるとの見方。主にスクラップを主原料とする鋳造工場は電気代や副資材の高騰も
先週9日発表の関鉄源の輸出価格がなんと前月比7665円アップの63510円。翌日発表の現代製鉄BIDも大幅アップのH2 63500 H1/2 64000 SD68500 HS 68500 SB 68500 とこちらも大幅アップ。地場の電炉、港も様子見のアップはしたものの現状
ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり、ニッケルがLME過去最高値と暴騰。銅やアルミも高騰。品不足や投機的な要因もあり値段が交錯。本日の関東鉄源の鉄の価格も大幅アップするのではとの推測。
H2 57000 SD 62500 HS 62500 SB 62500と軒並みダウン。東南アジア向けビレットも値下がり状態。しかしスクラップ輸出国のロシアがウクライナに侵攻したことで西側のスクラップ輸入国であるトルコやフィリピンが代替国をさがして動き出しているとの情報があり、今
電炉の主力商品である異形棒鋼が関東で軒並み10万円台乗せ。スクラップ高を背景に一気に値段が加速して13年3か月ぶりの高値。高炉の材料高の影響もありアジア圏内のビレット価格も上昇。併せてロシアのウクライナ侵攻を背景に非鉄関係も高騰。この値上げがいつまで続くのか。T.M
韓国の現代製鉄のBIDがさらに上昇。現在SD 64000 HS 64000 H2 58500 と大幅値上げ。東京製鐵はそれぞれ59000、59500.57000と更に上げ余地があるため 興和商事㈱としても値段の動向を見守りながらも荷余り感も警戒。しばらく目が離せない状況が続きそ
昨日の関鉄源の落札価格が5万5845円と08年以来の高値となりました。先月比で4862円の高値。ベトナム、韓国の購入意欲が高く、しばらく高値が続くとの見通し。興和商事㈱は鋳造向けスクラップの扱いが多いため、今後も安定した供給の為に数量確保に難しい状況が続きそうです。T.M